ルネカントン海水療法

ルネ カントン Rene Quinton 1867-1925

00年間歴史から消されかけたルネ・カントン。彼は1907年、クリニックをオープンしてから、血液の濃度まで薄めた海水を病人に輸血し、1910年までにフランス国内で約70ものクリニックを開け50万人以上の命を救いました。

当時流行っていたコレラ、チフス、リンパ腫など様々な病気に海水注入療法を用い、病気の赤ちゃんや子供を持つ母親達からはもちろん、フランスの著名人の間でも尊敬の眼差しで見られるようになりました。夏に何千もの赤ちゃんが死んでしまうエジプトでも噂となり、ルネカントンはエジプトでも治療を施したそうです。

ルネ・カントン 衝撃の愛犬実験

体重5Kgの愛犬の血液を抜き取り、90分かけて血液ミネラル濃度に希釈した海水3.5リットルを注入しました。

⓵犬は腹部がふくれ、グッタリして体温も下がり、腎臓排泄機能も弱まり生命活動が低下していった。

⓶注入が終わると「すぐに体温が上がり」「生理作用は回復」した。    

⓷実験5日後にはすっかり回復。元気を取り戻し、体重も元に戻りました。
しかも、赤血球・白血球も復元されていました。 

人間、動物の驚くべき自然治癒力・免疫力!!

犬の血液を輸血した訳ではありません。海水を希釈して注入しただけです。

結論
海水によって、細胞生命は完全な状態で生きる事をカントンは証明したのである。
◎「もっとも過敏な細胞の一つである白血球を、体内で血液と入れ替えた海水中でも生かしうる。」ということを証明したのである。それは「海水が、血液の代替になる」ことの証明でもある。
結論は「海水こそ、生命を生かす源である」ということである。

カントンの画期的な実験結果。

フランスの生理学者ルネ・カントンは、愛犬の血液を海水と入れ替える実験を行い、海水が血液と同じ組成で、働きも同じであることを証明しました。海水によって、細胞生命は完全な状態で生きることを証明したのです。

第二の実験は、体重10kgの犬の血液を瀉血法で抜き取り、極限まで血を抜いた後に、前回同様に海水を注入すること。つまり、極限まで血液を抜き取り、次に同量の海水を注入すると、どのようになるかという実験を行いました。(大量出血した患者に、海水で輸血したことと同じである)
白血球の増加、感染に対する抵抗、急速な活力回復、赤血球の急速再生について観察しました。

カントンは「海水は生体内部の機能に働きかける優れた性質を持っている」と衝撃事実を証明し、この公開実験は、世界中のメディアで取り上げられ大反響を巻き起こしました。

次にカントンは「白血球が海水中で生きる」ことを実験で証明しようとしました。使われたのは、①哺乳類(犬、人、ウサギ) ②両生類(カエル)③爬虫類(トカゲ)④魚類(テンチ)⑤鳥類(ハト)。実験は成功し、①~⑤の動物も、海水に浸された白血球は正常を保っていました。

つまり「もっとも過敏な細胞の一つである白血球を、体内で血液と入れ替えた海水中でも生かしうる。」ということ、そして「海水こそ、生命を生かす源である」と証明しました。

「血液を海水に入れ替えられた犬は活力が増した!」「海水には生命力を活性化させる作用がある」と確信したカントンは、次のように考えた。

「多くの病気の原因は、人体の内部環境のバランスの乱れにある」
「海水の注入によって、損なわれたバランスを元の状態に復元する」
「局所に現れた病気を治療することが可能だ」
この病気への見解は、実に画期的だった。

近代医学は「症状」を「病気」と捉える誤った発想で、対症療法として薬物療法が主流になってしまった。「症状」とは「病気」が治ろうとする「治癒反応」である。だから薬物で「症状」を止めるほど「病気」は 慢性化していく。つまり悪循環である。

これに対してカントンの医学は、病気の原因が生体的な素質の悪化にあるとして、「症状」を「病気」が治ろうとする現れと捉え、生体の全体的な素質の復元を目指したのです。
「海水で病気を治す!」この信念は、臨床現場で次々と証明していきました。

  1. チフス       → 昏睡状態の腸チフスの末期患者に海水を静脈注射すると、患者はみるみる回復し、 死の淵から生還した。
  2. 自殺未遂 → 服毒自殺を図った若者も海水を大量静脈注射で見事回復した。
  3. 肝硬変     → 重症の肝硬変患者に「海水療法」を施すと、2週間後に退院できるまでに回復した。
  4. 遺伝病     → 遺伝病を持つ母親たちに出生前治療として「海水療法」を施すと、遺伝疾患を持って生まれる子はゼロになった。「海水療法」の原理は、体質改善なので適応も驚くほど広い。
  5. 小児疾患 → コレラ様腸炎、乳幼児中毒症、胃腸病、乳糖不耐症、栄養障害、梅毒、湿疹
  6. 成人   → 肺結核、消化不良、皮膚病、婦人病、精神障害、神経症、急性中毒、筋無力症、うつ病、不眠症、老化、拒食症、貧血症、骨粗そう症

これらは「海水が、血液の代替になる」ことの証明。
特筆すべきことは、ロックフェラーの主治医であるホメオパシー医師が「海水療法」を取り入れているということ。

輸血は年間約200万人の患者に実施されており、ある研究者は副作用で約10万人が殺されていると推計している。「海水療法」こそ輸血に代替する究極療法であり、悪魔的な吸血ビジネスにも「海水療法」は終止符を打つことができるでしょう。

Wikipediaから消された医師。近代医学は、パスツールを称賛し、 カントンを黙殺した。その理由は「ただの海水で、病気が治っては儲からない」 からである。ペニシリンや抗生物質が売られ始めてから、彼は歴史から消されかけたのです。第一次世界大戦で負った傷から早死にしてしまったルネの葬儀には子供連れの母親からヨーロッパ中の医者科学者、首相を始め政治家など、100万人以上の人々が訪れたそうです。

(引用 ルネカントンの歴史より)
wiki ルネカントン
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